脳神経外科
診療内容
当院の脳神経外科は、脳血管疾患・頭部外傷・正常圧水頭症・脳腫瘍・機能性疾患などの診療を行っており、一般外来は土曜日の午前中も行っております。当院は常勤の麻酔医が在籍しているため、緊急手術にも出来る限り対応しています。
また、最新のMRI(磁気共鳴断層診断装置)を使用した検査や脳ドックも行っておりますので、是非ご利用ください。
診療実績
- 中枢神経(脳、脊髄)と末梢神経に至る全ての神経疾患
- 神経膠腫、転移性脳腫瘍などの腫瘍
- 脳動脈瘤破裂によるクモ膜下出血、脳動静脈奇形、脳内出血、脳梗塞、モヤモヤ病などの脳血管疾患
- 顔面痙攣、三叉神経痛、パーキンソン病、難治性疼痛(幻肢痛、視床痛など)の機能性疾患
- 頭部外傷、顔面外傷
- 隠れてんかん、突発性正常圧水頭症、慢性硬膜下血種などの治せる認知症など
特殊検査
- CT・MRI等各種画像検査
ボツリヌス療法
ボツリヌス療法とは、ボツリヌス菌(食中毒の原因菌)が作り出す天然のたんぱく質(ボツリヌストキシン)を有効成分とする薬を筋肉内に注射する治療法です。
ボツリヌストキシンには、筋肉を緊張させている神経の働きを抑える作用があります。そのためボツリヌストキシンを注射すると、筋肉の緊張をやわらげることができるのです。
ボツリヌス菌そのものを注射するわけではないので、ボツリヌス菌に感染する危険はありません。
脳神経外科では、脳卒中の後遺症などの痙縮に対してボツリヌス療法を行っています。
上肢痙縮
下肢痙縮
専門外来
もの忘れ・頭痛外来
- 毎週月曜日 14:00~15:30
JND(日本脳神経外科学会データベース研究事業)への参加について
脳神経外科では、「日本脳神経外科学会データベース研究事業(Japan Neurosurgical Database:JND) 」に参加しています。この事業は、日本全国の病院等から登録された手術・治療情報を、集計、分析し、医療の現状を把握し、医療の質の向上に役立て、患者さんにより最善の医療を提供することを目指す事業です。
提供するデータは、提供前に個人を特定できない形に加工した上で提供しますので、患者さんの個人のプライバシーは完全に保護されます。
なお、本事業への参加は患者さんの自由な意思に基づくものであり、参加されたくない場合は、データの提供を拒否いただくことができます。本研究の解析に自分のデータを使用されることを拒否される方は、担当医師にその旨お申し出くださいますようお願いいたします。
詳しくは、こちらをご参照ください。
医師紹介
役職 | 医師名 | 専門医・認定医等 |
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病院事業管理者 | 杉山 聡 | ・日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医 ・日本救急医学会救急科専門医 ・日本救急医学会救急科指導医 ・日本航空医療学会認定指導者 |
院長補佐 兼診療部長 兼脳神経外科部長 |
白田 寛治 | ・日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医 ・身体障害者福祉法指定医 ・難病指定医 |
脳卒中科部長 (外科担当) |
中村 巧 |
日本脳神経外科学会認定専門医 日本脳卒中学会認定脳卒中専門医 |
非常勤 | 粟野 貴志 |