物忘れ・免疫疾患外来

ご挨拶

 当院神経内科では、認知症の診断および加療を行う物忘れ・免疫疾患外来を開設しております。内科初診外来に受診をしていただき、2回目以降に物忘れ・免疫疾患外来を予約することになります。認知症には、アルツハイマー型認知症、血管性認知症、レビー小体型認知症が代表的な疾患になりますが、他にも正常圧水頭症や甲状腺機能異常などによるものも存在します。

 患者さんおよびご家族からの病歴聴取、神経学的診察(長谷川式、MMSEなどの認知機能検査を含め)を施行し、さらに採血検査、脳MRI検査、必要に応じて熊谷総合病院と連携し、脳血流検査(脳SPECT)やアミロイドPET検査などを実施し、認知症の診断を致します。2024年より、当院ではアルツハイマー病による軽度認知障害(MCI)、および軽度のアルツハイマー型認知症の方に抗アミロイドβ抗体薬(レカネマブ、ドナネマブ)による治療も実施しております。現在レカネマブの投与日は毎週木曜日となっております。

 基本的に、当院では認知症患者さんの認知症治療目的の入院対応は行っておりません。また、重度の認知症患者さんについては、近隣の精神科施設とも連携をしております。

医師紹介

  • 神経内科部長

    鈴木 理人

    すずき まさと

    専門分野
    神経内科(認知症)
    出身大学
    埼玉医科大学
    認定資格
    • 日本認知症学会専門医
    • 日本神経学会神経内科専門医
    • 日本内科学会総合内科専門医
 

受診について