当院の取り組み

公立病院としての役割、地域医療に貢献するために

比企地区二次救急病院群輪番制に参加しています

救急医療体制は、比較的軽症な方を対象とする一次救急、緊急な治療や入院が必要な重症患者を対象する二次救急及び高度な救命救急に対応する三次救急に分類されています。
当院は、二次救急に対応するため、24時間365日救急患者を受け入れる体制を整えており、比企地区二次救急病院群輪番制に参加しています。

第二種感染症指定医療機関の指定を受けています

感染症指定医療機関とは、法律で定められた特定の感染症の患者さんの入院治療を行う医療機関です。
当院は、第二種感染症指定医療機関として埼玉県から指定を受けています。感染症病棟では陰圧設備などを整備し、6床の病床を設置しております。

災害時連携病院の指定を受けています

災害時連携病院は、災害時に重症患者を受け入れる災害拠点病院と連携を図りながら、中等症患者や容態の安定した重症患者を受け入れる役割があります。また、院内スタッフで災害派遣医療チーム「埼玉地域DMAT」を組織し、災害現場での活動を実施します。

安心して入院、通院していただくために

患者相談窓口を設置しています

病気や事故などで病院にかかられた場合、健康なときには考えられなかったいろいろな生活上の問題が生じることがあります。
当院では、このような場合のため患者総合支援センターを設置し、ソーシャルワーカーや看護師が相談をお受けいたします。患者さんやご家族と話し合い、一緒に考えながら問題の解決のために努力したいと思います。
不安やお悩みのある方は、どうぞお気軽にお声がけください。

例えば、こんなときににご利用ください。

  • 医療費の支払いが不安なとき
  • 退院後の日常生活が困難、不安があるとき
  • 自宅での療養介護に不安があるとき
  • 病気や障害のことで悩んでいるとき

医療事故防止体制について

医療の質の向上と安全な医療を提供するため、組織横断的に当院の安全管理を担う部門として医療安全管理委員会を設置しています。病院スタッフの医療安全に対する意識を高めるため院内研修の受講を必須とするなど、医療の安全性の確保に努めています。
また事故につながる恐れのあるものや自己には至らなかったもの(インシデント)についても共有及び事例検討を行い、事故発生を未然に防ぐ取り組みを行っています。

院内感染防止体制について

近年、医療の高度化や使用薬剤の多様化及び患者さんの高齢化などによって院内感染のリスクが高くなっています。病院内で生じる医療関連感染を最小限にするため、院内感染対策委員会を設置して院内感染対策に取り組んでいます。また近隣の大学病院と連携し、常に適切な感染対策を実践するほか、医療従事者に対して感染対策に関する院内研修など、継続的に教育を行っています。

医療の発展と継続のために

研修医及び看護学生等の実習を受け入れています

将来の医療従事者の育成の一助となるよう、研修医、医学生及び看護学生などの実習を受け入れています。医師に関しては、大学病院や基幹病院等から研修医や医学実習生を受け入れています。研修の一環として、指導者の監督のもと研修医や学生が外来診療や入院病棟に出入りする場合がありますので、皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

症例・治療情報データベース事業に参加しています

外科、泌尿器科、整形外科及び脳卒中科において、手術や治療情報のデータベース事業に参加しています。データベースに登録することで、診療成績向上や患者さんの健康の向上に役⽴てるためのフィードバックが期待されます。登録する情報は統計的に処理され、個人が特定されることはありません。詳細は、各診療科ページにてご確認ください。